回転系解析システムの特長

  1. マルチチャンネル計測
    円周方向に磁化された回転体を測定解析することを目的としたマルチ・チャンネル方式の計測システムです。1軸から3軸(多次元タイプ)プローブまで対応しますので必要な軸数で測定ができます。また、3軸プローブを使用して3方向成分を測定することによりベクトルとして表現することができます。
  2. 自動位置決め制御
    プローブ内に埋め込まれている3つのセンサー位置を考慮した弊社独自の位置決め制御により、各センサーの同一位置計測を実現しています。
  3. マルチパターン計測による測定時間の短縮
    回転体の計測では、円周方向と軸方向のパターンで測定しますが、各パターンのみの測定も、円周方向の計測では必要な成分のみを測定することも組み合わせを自由に行なえます。
  4. 解析表示
    測定結果を自動解析し一覧で表示、グラフ表示画面では、拡大・カーソルリードアウト機能の他、参照グラフとの多彩な重ね合せ表示もできます。
  5. 検査判定
    予め基準値を登録することで解析項目毎に合否の検査判定も行うことができます。
  6. データの活用
    グラフ、解析結果はExcelなどで利用できる形式で出力することができます。また、設計上の値をグラフ化し、実測データとの比較評価や試料分析にも活用できます。

カタログ表示

レーダーグラフ画面

解析画面